本日の立花学園

《課外活動》稲刈り体験

10月6日(日)に秦野市の蓑毛ふる里自然村にて稲刈り体験をおこないました。

 

5月にも蓑毛ふる里自然村で田植え体験をさせていただきました。

今回は生徒達が田植えをした稲を刈りました。

 

「令和の米騒動」とも呼ばれる事態が昨今ありましたが、このような時に今一度お米や作物の尊さを、身をもって体感することができ本当に有意義な体験をすることができました。

 

稲は鎌で根刈りをして、ひもで束ねました。その後、水分を抜くために干す作業を行いました。

ちなみに鉄鎌による根刈り方式は弥生時代の後期から日本列島でも確認できたとされています。2000年以上も前の技術が現代でも用いられていることに感動しました。

今回の稲刈りには、前回に引き続き3年生の大科さんが参加してくれました。

大科さんは、現在農業系の大学の入試に向けて奮闘中です。ガンバレ!!

今回の体験に際して大科さんは、

「悪天候やイノシシに荒らされたりする関係で、水田を管理することは本当に大変であり、そのような要因が稲刈りにも影響を及ぼすことが分かりました。この体験を通じて、普段当たり前のように頂いている作物が、様々な苦難を乗り越えて食卓に運ばれていることを改めて感じることができました。」

と述べてくれました。

 

根刈り中の大科さん!

このような体験が生徒達の学びの方向性を明確にしてくれています。

ご協力を頂きました蓑毛ふる里自然村の皆様ありがとうございました。