《1年生》授業紹介~物理基礎~
- 授業・学び
液体窒素で何ができるのか
現在、1年生の物理基礎では熱に関する単元を扱っています。
今回は、液体窒素を用いることによって、身近なさまざまなものを冷却しました。
熱エネルギーが奪われていくことにより、それぞれの物質がどのように状態を変えていくのかについて、演示実験を行いました。
最初は液体窒素に関する性質や諸注意を行い、極低温状態の物質を扱う危険性に生徒たちはかなり驚いていました。
実際に液体窒素をデュアー瓶に注ぐだけで、沸騰状態の液体窒素に興奮している様子でした。
その後、さまざまな物質を冷却するたびに、「おぉ~」「えぇ~」などと声をあげ、最後の超電導物質の冷却実験では、イリュージョンを見ているかのように目を輝かせていました。
液体窒素は普段目にすることはありませんが、大学や研究所では普通に使用します。
だからこそ、使用上の注意点を理解して正しく使えるようになって欲しいです。
生徒のコメント
「液体窒素が実験台に少しこぼれた時に、小さな液体がふわふわ浮きながら実験台の上を移動しているのがとても面白かった。蒸発が激しいと想像もしないような動きをすることを知った。酸素の液体を見ることができて、透明ではないことにとても驚いた。普段見られないものをたくさん見れたのでとても楽しい実験でした!」
