《松田町盛り上げ隊》ミカン狩り+ポン酢づくり
- 課外活動
先日、松田町盛り上げ隊が松田町にある丸増園というミカン農家さんにお邪魔して、ミカン狩りを行いました。
9時過ぎに新松田駅に集合し、徒歩で丸増園へ。
今回は、東海大学付属高輪台高校の生徒たちがわざわざ東京から来てくれて、一緒に活動を行いました。
農園に着くと、さっそくみかんの切り方を教えてもらいました。
「かごにみかんを入れた時に傷がつかないように、二度切りをする」
ということを知らない生徒がほとんどで、とても楽しそうにみかんを収穫していました。
今回取ったのは極早生(ごくわせ)という収穫時期が最も早い温州ミカンでした。
収穫したみかんは、皮をアロマオイルに、果汁をポン酢にする予定だったため、地面に触れているような出荷できないものを中心に取らせていただきました。


その後、松田町にある「栽花園」をお借りして、アロマオイル蒸留&ポン酢づくり。
みんなでみかんの皮をむいて、むいた皮はミキサーで粉砕後、蒸留作業へ。
むき終わったみかんは、果汁を絞り出してポン酢の調味料として使います。
みかん果汁・みりん・酢・鰹節・こんぶを鍋に入れて煮詰めてポン酢の出来上がりです。
一緒にポン酢のづくりをしながら、皮むきをしたり、みかん果汁を試飲したりするうちに、東海大学附属高輪台高校の生徒とも楽しそうに会話をしながら交流を深めていました。
今回は、地域のみかんを摘果し、そのみかんの皮・果実部分を全て使い切るという、地域・環境にも非常に優しい取り組みでした。
生徒のコメント
「みかん狩りが初めてだったので、みかんを二度切りするなんて知りませんでした。丁寧に収穫することで、農家さんがどれだけ大切に育てているかが分かりました。」
「自分たちで収穫したみかんを使ってポン酢を作るのがすごく楽しかったです。少し早い時期に収穫したため、まだ甘くないと言われていましたが、食べてみるととても美味しかったです。作ったポン酢は、しゃぶしゃぶの付けダレにしようと思います!」
「東京の高校の生徒と一緒に作業できて、交流しながら活動できたのが思い出に残りました。最初はなかなかコミュニケーションが取れませんでしたが、最後は仲良くなれてとても嬉しかったです。地域の自然や食材を通じて、つながりが広がった気がします。」