本日の立花学園

《2年生》授業紹介~数学Ⅲ~

弧度法 ~ラジアンって何?~

高校2年進学コースの数学Ⅱでは、三角関数の学習に向けた基礎として「弧度法(ラジアン)」について学びました。

これまで角度の表現には「度数法(°)」を用いてきましたが、今回は円の弧の長さを基準に角度を表す「弧度法」を導入しました。授業では、弧度法の定義から始まり、度数法との相互変換の方法を具体例を通して学習しました。たとえば、1°は何ラジアンか、1ラジアンは何度かといった基本的な確認を行いながら、正確な変換の練習を重ねました。


弧度法を用いることで、数学的な操作がより簡潔に行えるようになり、理論の整合性も保たれるなど、多くの利点があります。今後の三角関数の学習では、グラフや周期性、応用問題などを通じて、弧度法の便利さや数学的な美しさを実感していく予定です。