本日の立花学園

《2年生》授業紹介~化学~

銀の結晶を作ってみよう

2年生特進コースの実験の紹介をします。

2年生の化学は、特進コースの化学選択者しか授業がありません。
(来年度から2年生全コースで理系に化学の選択科目が設置)

今回は、銀樹を作りました。

この実験の原理は1年生の化学基礎の酸化還元で学びます。

生徒は、酸化還元反応の定義やイオン化傾向など、昨年度の学習内容を復習しながら実験に臨みました。

実験はエナメル線をヤスリで磨いて試験管に入れ、硝酸銀水溶液を加えるという非常にシンプルな操作です。

反応が進むにつれ、エナメル線を覆うように銀の結晶が析出し、溶液が銅(II)イオンの青色になるなど、美しい変化を見ることができました。

生徒はルーペを用いて隅々まで観察し、スケッチや考察に励んでいました。

実験後には、

「しっかりヤスリで磨けているか不安だったが、きれいな結晶ができてうれしかった。」

「思った以上に金属光沢があり、美しく思えた。」

「液体が無色から薄い水色に変わったのがとてもきれいでした。」

という声を聞くことができました。