本日の立花学園

「SDGs QUEST みらい甲子園 神奈川大会」に出場しました!

地域と学びをつなぐ“シミュレーションゲーム”の提案でファイナリストに選出

今回の記事で、春休みの活動の紹介は最後となります。

3月28日(土)、関東学院大学関内キャンパスにて開催された「SDGs QUEST みらい甲子園 神奈川大会」において、本校1年生チーム「さんしょくだんご」の3名が、神奈川県内約250チームの応募を勝ち抜き、ファイナリストとして出場しました。

この大会は、全国の高校生が持続可能な社会の実現に向けて自ら考え、行動することを目的とした探究型のコンテストです。

令和5年度からは新たに「SDGsアクティブスクール」制度が導入され、学校単位で生徒のSDGsに基づくアクションアイデアの取り組みを支援する枠組みが整備されました。

本校はこの制度において【SDGsアクティブスクール】として認定されており、日頃から教員の指導のもと、生徒が主体的に地域課題と向き合い、探究学習を深めています。

今回出場した「さんしょくだんご」チームは、「シミュレーションゲームで地域発展へ」と題し、本校が所在する【神奈川県松田町】をテーマにした教育用シミュレーションゲームの開発を提案しました。

SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」と関連づけ、町の魅力や課題をゲームを通して学べる教材としての活用を目指す、意欲的なアイデアが評価されました。

また、発表後には他校の生徒たちとの交流ワークショップが行われ、実際にアイデアを社会実装するための企業の紹介や、ゲームの媒体の検討など、さらに具体的で実現可能性の高い内容へとブラッシュアップされました。

これからの「さんしょくだんご」の挑戦と、本校のSDGs探究活動に、ぜひご注目ください。

発表を終えた生徒は、「同学年の発表のレベルがとても高く、刺激になった。発表は緊張したが、今後に活かせる良い経験となった」と振り返っています。

大会を終えて、生徒は「今日得た経験や知識を活かし、2年生になってこのアイデアを実際のアウトプットとして形にしていきたい」と、次のステップへの意欲を語ってくれました。

今後、イベント開催やゲームの試作を通じて、このアイデアが地域や社会に小さな変化をもたらしていくことが期待されます。