《1年生》大雄山登拝
- 学校生活・行事
1年生全員で大雄山の最乗寺へ行ってきました。
この大雄山登拝という行事は毎年恒例となっています。
昭和18年に本校は校舎を火事で焼失しました。その際、最乗寺から校舎再建のための材木などを寄付していただき、昭和22年に校舎を再建することができました。そこで、その感謝を込めるとともに、本校の創立記念日(5月5日)を祝い、生徒の身体健全、学業増進を祈願することを目的として登拝します。
基本的にはクラスごとにまとまって往復18キロの道のりを歩くことになりますが、各クラス2名の代表者は奥の院までお参りに行くため、先に出発しました。


皆、和気あいあいと楽しそうに歩いて行きます。
元気に話したり、明るく笑ったり、「もう疲れた〜、先生あとどれくらいですか?」みたいに聞いてきたりと、終始会話が途切れることなく目的地に向かって進みました。
大雄山駅までは平坦な道ですが、そこを過ぎるとずっと上り坂です。
それでも高校生は元気ですね。
どんどん進んでいきます。
途中からは自然の中を歩いていくのですが、はしゃいで走っていく生徒もいれば、花を見て感動する生徒もいて、それぞれの個性を肌で感じることができました。
そして、ようやく本堂前に到着。
最後の階段を駆け上がって、生徒たちもひと段落です。
先に行った代表者の生徒たちが奥の院から戻ってくるのを待ってから本堂へ。
生徒たちは本堂内で和尚さんからの御説法に耳を傾けます。
「一期一会」・「今」というのが今回のキーワードでした。
初めての出逢いに感謝するとともに、いつも会っている人と会う「今」この瞬間も1度きりしかないから大切にしてほしいというメッセージが込められていました。



御説法を終えた後は昼食です。
ベンチで昼食をとる生徒もいれば、地面に円を作って座って食べる生徒もいました。
中には、少し離れた自然の中で食べながら、「先生、ここ涼しいですよ〜」と声をかけてくれる生徒もいました。
そんなやりとりをしていたら、ある生徒がお弁当の中身を落として、ご飯が砂利まみれに。
「3秒ルールだよ!」
「いや、これは無理でしょ」
というやりとりをしながら、砂利を取ろうと頑張っていました。
とても和やかな雰囲気で、昼食を取った後に本堂前でクラスごとの記念撮影。
教員は昼の段階でだいぶ疲労感が漂っていましたが、生徒たちは体力がありますね。
昼食を食べたら、「もう回復しました!」と笑っていました。
帰り道はさすがに疲れが見えてきましたが、「疲れたからこそたくさん喋ってごまかす」なんて言いながら、楽しそうに歩いていました。
そして、ようやく学校に到着。
カメラを構えていると、笑顔でポーズをとってくれる生徒がとても多かったです。
今回の行事を通して、クラスの仲間とたくさんコミュニケーションが取れたようで良かったです。
まだまだ学校生活は始まったばかりですが、5月には体育祭もあるので、早くたくさん友達を作って、一致団結して体育祭に臨んでほしいですね。