本日の立花学園

《1,2年生》東北大学の早坂先生にお越しいただきました!

講演会

東北大学の早坂昌彦先生をお迎えし、「小さい挑戦が未来を作る」をテーマに講演していただきました。

早坂先生とは本校生徒が東北大学地域課題解決型アントレPJに2年間参加したことをきっかけに繋がりができ、待ちに待った講演会が実現しました。

早坂先生はハウステンボスでロボットが運営する「変なホテル」を開業し、黒字化に貢献した経験や、東北大学にて地域課題解決に取り組む等豊富な経験をお持ちです。

この日は、その経験から生徒に「挑戦することの大切さ」「エフェクチュエーション」の考え方等を講演いただきました。

質疑応答の時間でも生徒から多数の質問が上がるなど有意義な講演会となりました。


松田町盛り上げ隊へアドバイス

講演終了後、教室に移動して松田町盛り上げ隊の生徒3人とお話をする機会を作ってくださいました。

松田町盛り上げ隊の生徒たちは松田町への政策提言を予定しており、これまでの活動と今後に向けた政策提言に関するスライド発表を事前に早坂先生に見ていただくことができました。

生徒たちも緊張した様子でしたが、「うまくいかなくても大丈夫だから、とりあえずやってみよう」という声をかけていただき、円滑にプレゼンテーションを行うことができました。

内容に関してお褒めの言葉を頂き、さらに、生徒たちからの質問には自分の体験を交えて答えたり、今後に向けてアドバイスをしたりと、非常に丁寧に対応してくださいました。

「提案をしないと何の意見ももらえないからどんどん提案していこう」

「今の提案が3か月後に変わっても全然問題ないよ」

「手伝ってくれる大人もたくさんいるはずだから、たくさんの人を巻き込んでいくと良いね」

など、本当にさまざまなアドバイスをいただき、生徒にとっても教員にとっても、とても有意義な学びの場となりました。

早坂先生ありがとうございました。


生徒の感想

「ハウステンボスでロボットが受付をやってる動画を昔SNSで見た事があったので、それを考えた人のお話を聞けたので個人的にいい経験になったなと思います。また、エフェクチュエーションという考え方を聞いた時、最初は難しそうだなと思っていたけど説明を聞いたら私たちの日常生活にも含まれている考え方だったので、今日の講話会でのお話をこれからも心の片隅に置き、いつか私の将来に繋げられるよう大切にしていきたいです。」

「進路選択をする時、よく先生方から目標を先に決めた方が勉強しやすくて良いとききます。ですが、エフェクチュエーションにもメリットがあり、特に自分の好きなことを知るために行動するように感じて自分に合っているなと気づくことができました。また、困っている人を見て問題点を探すという先生の言葉にも圧倒されました。確かに実際に具体的な問題がないと需要はなく、解決策があっても人も集まらないので資金も集まらないなと思いました。私ははじめの一歩を踏み出す勇気と失敗してもそれを繰り返し続けることを困難に感じていましたが、今日の講演を通して少し勇気をもらうことができました。」

「自分に自信がなくて、人と違うことをしたり、自分から行動したりすることが苦手だったけれど、自分で一歩踏み出せる人が結果にもつながると知ったので、これから自分からを意識して勇気を出して一歩踏み出せるようにしたいと思いました。他の人の困っていることを聞いて、解決のために行動できる力を身につけることは社会に出た時役立つと思うので、常に考えて、人のために行動できる人になれるように頑張りたいと思いました。」