《研究授業》化学基礎
- 授業・学び
1年生特進コースを対象に、「酸性雨」をテーマにした研究授業を行いました。
今回の授業では、理科の学習内容に英語を取り入れた教科横断型の授業に挑戦しました。
専門的な内容であっても、英語のキーワードや簡単な表現を手がかりに考えることで、生徒が主体的に学びを深めることをねらいとしています。
授業の前半では、「雨は何性なのか?」という身近な問いからスタートし、酸性雨の定義や発生の原因、森林や建物などへの影響について学習しました。
英語のスライドを用いながら、生徒はワークシートに書き込みを行い、内容を確認し合いながら理解を深めていく様子が見られました。
後半では、アジサイの花の色が土壌の性質によって変わる仕組みに注目し、紫キャベツ由来の色素(アントシアニン)を用いた簡易実験を行いました。
実際に色の変化を観察することで、酸性度やアルミニウムイオンが関係していることを体感的に理解することができました。
授業の最後には、「酸性雨は私たちの身の回りにどのような影響を与えているのか」「その影響を減らすために、私たちにできることは何か」について考え、自分の意見を書き出す活動を行いました。
環境問題を自分ごととして捉えようとする生徒の姿が印象的でした。
本校では、知識を身につけるだけでなく、考える力・伝える力を育てる授業を大切にし、生徒一人ひとりの成長を支えていきます。
「最初は英語で説明を聞いて少し難しいと感じましたが、スライドのキーワードや実験を通してだんだん意味が分かってきました。酸性雨がアジサイの色や土壌の状態とつながっていることを知って、理科の内容が身近な問題だと感じました。英語で学ぶことで、環境問題は世界共通のテーマなんだということも実感できました。」
「実験で色が変わる様子を見て、酸性の強さやアルミニウムイオンの働きがよく分かりました。ただ覚えるだけでなく、「なぜこうなるのか」を考える授業だったので印象に残っています。酸性雨は遠い国の話だと思っていましたが、私たちの生活とも関係していることが分かり、自分たちにできることを考えたいと思いました。」
