本日の立花学園

《3年生》授業紹介~世界史探究学習~

共和政ローマについての研究授業

3年10組総進コースにて、谷村先生による地歴公民科の研究授業が行われました。今回のテーマは「共和政ローマについて」です。

授業の導入では、ローマに関する知識を生徒に問いかけたり、先生が提示した写真資料(観光地など)をもとに意見を交わしたり、地図を使ってイタリアとローマの位置を確認するなど、ローマのイメージを共有する工夫がなされました。

 

展開では、貴族による共和政がなぜ始まったのか、非常時にはどのような政治体制が取られたのか、平民がどのようにして政治的発言権を求めていったのかなど、歴史的背景を踏まえた問いが投げかけられました。生徒たちはワークシートに自分の考えをまとめ、それをグループで共有することで、より深い理解を目指しました。

人々の置かれた環境や立場に立って物事を考える力は、現代社会の課題に向き合う上でも重要です。地歴公民科では、こうした視点を育む授業を今後も積極的に展開してまいります。