本日の立花学園

《3年生》授業紹介~生物実践~

DNA抽出実験を通して“見えない命の設計図”にふれる

3年特進コースの生物実践の授業の一環として「DNAの抽出実験」を行いました!

教科書で学習している“遺伝子の本体”であるDNAを、実際に自分たちの手で取り出し、肉眼で観察するという体験型の授業です。

実験では、まず洗剤や塩を使って細胞の膜を壊し、細胞の中にあるDNAを取り出す「抽出液」を作成。

その後、エタノールを加えることでDNAを白く糸のような物質として析出させました。

教科書では図や映像でしか見られなかったDNAを、自分の目で確認することができ、生徒たちは大きな驚きと感動を覚えていました。

この実験を通して、生徒たちは「目に見えないものを科学の力で可視化することの面白さ」や、「DNAが全ての生物の中に存在し、遺伝情報を担っていることの不思議さ」を実感しました。

さらに、実験操作ひとつひとつに意味があることを理解しながら進めることで、科学的思考力や観察力も育まれました。

理科の授業は知識を習得するだけでなく、自らの手で科学を体験することによって、より深い理解と探究心を育む機会でもあります。

今後も本校では、実体験を重視した授業を通じて、学ぶ楽しさと科学の魅力を生徒たちに伝えてまいります。