本日の立花学園

２年特進コースの世界史実践の授業を紹介します。

このコースは一般選抜入試を見据えて授業を展開しています。

世界史実践においても、各種模擬試験の範囲に合わせて授業計画が立てられており、生徒は授業や小テストを通じて基礎学力の定着に努めています。

本時は「オリエント世界の統一」がテーマで、生徒はアッシリアがなぜオリエントを統一できたのか、統一した後どのような政策を行ったのか、その結果どうなったのか、というような点を体系的に学びました。

写真は「アッシリアを一言で言い表すと何になると思いますか？」という問いに対して生徒がディスカッションしている様子です。

教師としては「世界帝国」というワードを引き出したい所だったのですが、そもそもオリエントの範囲を支配したところで「世界」を支配したといって良いのか？という新たな問いを発見する生徒がいて、一つの問いが別の問いへ「深化」できていて素晴らしいと感じました。

２年は11月の模擬試験で初めて世界史の試験を受けます。

近年、思考力が問われる問題が増加傾向にありますが、本時のような授業を通じて普段から思考力を鍛えさせていきたいと考えています。