本日の立花学園

第96回卒業証書授与式

3月1日(土)に第96回卒業証書授与式が執り行われ、383名の卒業生を送り出しました。

一人一人が堂々と式に参加し、立派な姿を見せてくれました。

その後、各クラス担任との最後のHRや各部活動での送迎会が行われ、たくさんの笑顔や涙が溢れた1日となりました。

以下、学校長と学年主任から卒業生へのメッセージです。


学校長より

式の中でも話をしましたが、私は皆さんがこの立花学園高等学校の学び舎で過ごした時間の中にこそ、高校生活の本当の意義があると思っています。

何かを成し遂げることや成功することも勿論立派なことですが、3年間同じ空気を吸い、眼差しを交わし合った友人や先生がいたことに何よりも価値があったのだと思っています。

ネットワークの発達により、最近では効率・時短などを重視する言葉「〇〇パフォーマンスがよい」という表現が多く使われていますが、人と人との交流の意義はそれとは違った次元に存在していると思います。特に十代から二十代前半の学生である間は、生身の人との交流がとても大切であると思います。コロナ禍の数年間で人と人との交流や勉強や仕事の進め方が大きく変化をしましたが、人間は現実の生き物であり、それゆえに起きる非効率や無駄も多いと思います。しかし、もしかすると、そこにこそ、人間にとって本当に価値がある物や真実が隠されているのかもしれません。

本校を卒業して新たな環境に旅立っていく第96代卒業生の皆さん、これから皆さんに起きる全ての事柄が未来の皆さんを創ってくれます。受け入れて、消化して、自分達の血や肉にしてください。

今後の健闘を祈ります。

立花学園高等学校 校長 矢藤慎一


学年主任より

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

卒業式では、卒業生383名が立派に卒業をしていく姿に頼もしさを感じました。

入学式の日から今日まで共に過ごしてきた生徒たちが、これほどまでに大きく成長してくれた嬉しさは言葉では言い尽くせません。

大学、短大、専門学校、就職、進学準備、それぞれが選んだ今後の道は多様ですが、それぞれに選んだ道を、目標と自信と誇りをもって歩んでいってほしいと思います。

彼らが進む道の先が輝かしい未来であることを願っています。