校外ボランティア 湯河原
- 鉄道研究部
1月25日(土)、小田原鉄道歴史研究会主催のイベント「湯河原駅開業100周年記念イベント『湯河原鉄道祭』~ゆがわら鉄チャンピオン決定戦~」にボランティアとして参加しました。同会のご厚意により、今回も会場準備から後片付けまでの運営全般をお手伝いさせていただきました。


午前9:00、会場となった湯河原町役場城堀会館に集合。研究会の皆さんにご挨拶を済ませると、同会副会長の飯田さんの指示の下でさっそく会場準備に取り掛かりました。


スタッフ用の名札を作る2年K君。飯田さんから「誰か手先の器用な人にお願いします」とお声がかかり、部内随一の手先の器用さを誇るK君が自ら進んで作業を担当しました。



他の部員たちも、互いに協力し合って掲示物の貼り付けや模型レールの組み立て、機材の準備などを行いました。



研究会の皆さんが製作された掲示物。写真のついた資料は、100年前の開業当時の風景と現在の同じ場所の風景を直接を見比べられるように作成されており、とてもわかりやすかったです。


準備を終えて会場が整うと、予定通り午前10:00よりイベントのオープニングセレモニーが行われました。

今回も、副会長の飯田さんが司会進行役を担当されました。

まず最初に、同会の小室会長より挨拶が行われました。

続いて、この日のスペシャルゲストとしてお招きした湯河原駅と真鶴駅の両駅で駅長を務めておられる児玉香代子駅長からもご挨拶をいただきました。


児玉駅長からは、湯河原駅改札内で行われている「湯河原駅開業100周年写真展」と湯河原・熱海の両エリアで行われている「湯河原駅・熱海駅開業100周年エキタグスタンプラリー」についての案内も行われました。

児玉駅長のご挨拶が終わったところで、同会を代表して小室会長より児玉駅長に記念イラストが送られました。今回のイラストも開成町在住のイラストレーター沖野紘史氏が制作されたもので、独特の丸みを帯びた柔らかいタッチの心温まる素晴らしいものでした。

入場者に配られた今回のイベントのリーフレット。

裏面のプログラムにもある通り、今回はオープニングの後、ファーストステージ「ゆがわら鉄道クイズ」、セカンドステージ「ゆがわら鉄道模型運転コンテスト」、ファイナルステージ「ゆがわら鉄道紅白戦」と3つのイベントが順に行われました。

3つのステージの得点を合計した総合得点で順位を競うい合い、最終的に「ゆがわら鉄チャンピオン」を決定するという新しい試みでした。

11:00よりファーストステージ「ゆがわら鉄道クイズ」が始まりました。




飯田さんが3択問題を壁に映写して問題を読み上げ、参加者たちが自分のリーフレットに回答を書きこみ、自己採点を行うというもので、全10問が出題されました。湯河原駅にちなんだ鉄道や歴史、文学、TVドラマなどさまざまなジャンルの問題が出され、大いに盛り上がりました。

ファーストステージ「ゆがわら鉄道クイズ」で全10問の激闘を終えると、10分ほどの小休憩を挟み、続けてセカンドステージ「ゆがわら鉄道模型運転コンテスト」が始まりました


これは、参加者が自ら鉄道模型をコントローラーで運転し、一定数の周回をした後、決められた停止線にどれだけ近づけて停車できるかを競い合う同会の運転会定番のコンペです。簡単に見えてじつはけっこう繊細で難しい競技であるため、毎回多くの参加者に楽しんでいただいている鉄板の催しです。本校鉄研でも、文化祭などのイベントで真似して取り組ませていただいております。
セカンドステージ「ゆがわら鉄道模型運転コンテスト」はたっぷり2時間半もの長尺であったため、我々スタッフも交代で昼食をとりながらまったりとお手伝いをさせていただきました。



14:30より最後のファイナルステージ「ゆがわら鉄道紅白戦」が始まりました。これは、まず本校鉄研部員たちが青チームと白チームの2つに分かれ、参加者に青・白から好きなチームに入ってもらい、各チームから出された代表者がセカンドステージの模型運転のように模型を運転させて停止線での停車の正確さを競い、そのうえでチームメイト全員でクイズに回答して相手チームと総合得点を競うという手の込んだものでしたが、こちらも会場全体が大いに盛り上がりました。

エンディングセレモニーでは表彰式が行われ、ファーストステージからファイナルステージまでの総合得点の最も多かった2名に表彰状と記念品が贈られました。
ちなみに、栄えある第1位に輝いたのは、本校部員の2年O君でした。
エンディングセレモニー終了後、全員で撤収作業にかかり、イベントは無事に終了しました。
今回も湯河原の方々に温かく迎えていただき、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。会場まで足を運んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
小田原鉄道歴史研究会の皆様にも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
では、また。