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関東予選 女子ダブルスで鍵和田-金山ペアが第6位

投稿が滞ってしまい申し訳ありません。

4月下旬より、関東予選がスタートしました。まずはシングルスから。男子は3名が出場しました。高校卓球における大きな大会としては、関東予選、総体県予選、新人戦がありますが、この関東予選こそが最も狭き門であり、そもそも県大会に出ることすら難しいので、1勝するのも大変な様子でした。一方の女子は9名が出場、そのうち、3年生になった鍵和田・二梃木・金山が昨年度の新人戦の結果を受けてシード選手でしたが、残念ながら3人ともシードダウンしてしまいました。

シングルスで最も良い結果だったのは1年生の大塚と山下でした。2人とも大崩れしないのが特徴で、特に注目ルーキー大塚はシード選手を倒すなど、前評判通りの活躍でした。あと1勝欲しかったケド・・・。

卒業した宮本のような大エース不在の現状ですが、全体としては何とも言えないしょっぱい結果に終わってしましました。

次にお家芸となりつつあるダブルスですが、男子は2ペアが出場、小黒・原ペアが湘工大附の1年生を撃破するなど、今後に期待が持てる結果を聞くことができました。

女子に関しては、やはり新人戦の結果を受けて鍵和田・金山ペアが第5シード。「どうせシード下に隼人来るだろうな・・・」とか予想してたら本当に来ました。ただ2人とも落ち着いた試合運び、かつ得点のストーリーがしっかり描けていたので3-1で撃破。その後は危なげなくベスト8に進出しました。また、ダブルスでも新戦力の大塚・中川ペアがベスト16に入りました。大塚は中2の終わりごろ、中川は中3の夏場から各々のクラブチームの仲間とちょくちょく練習に参加してくれていました。ただこの2人でダブルスを組ませようと思ったのは3月下旬なので、1か月弱で何とか試合ができるレベルまで仕上げることができました。とはいえまだまだ個人技に依る部分もありますが、とにかく練習の虫が多い学年なので、長い目で見守ろうと思います。

鍵和田・金山ペアはその後、ベスト4決定で横浜隼人のペアに敗北しますが、5/3に秦野市総合体育館で行われた順位決定リーグ(5~8位)にコマを進めました。

1試合目は横浜創英のペアと対戦。過去の戦績は1勝1敗のイーブン。守備から展開をつくるのが上手い異質型のペアなので、こちらはお得意のノーガード戦法で真っ向勝負。相手の攻撃にミスが多いことにも助けられ、結果的には3-1で勝利。この日は午後から試合ということで、地の利を活かして、午前中は学校で十分に練習することができました。その際、少しの時間ではあるものの、異質特訓を2人とも行っていたので、特殊な戦型に対しても焦らず試合に入ることができました。

2試合目は横浜商業の2年生ペアと対戦。過去2度の敗北を喫しており、特に昨年度の新人戦ではベスト4決定戦で対戦、フルセット8-10からタイムアウト明けにサーブで持っていかれたのは私にとって、もちろん2人にとっても苦い思い出です。そして今回もフルセットまでもつれる接戦に。8-8こちらのサーブから1本とられたところで前回の経験が脳裏によぎり、すかさずタイムアウト。結果的にここで切ったのは間違っていなかったと思います。タイムアウト明けは過去のお返しとばかりに金山がサービスエースで9-9。そこから1本ずつとって10-10。最後は相手の攻めの姿勢に受け身となってしまい、11-13で敗北。攻める姿勢を貫くことはもちろんですが、ラリーになった後の正確さのところで差が出た試合だったと分析しています。

3試合目は横浜商業の1年生ペアとの試合でした。相手は2人とも中学時代に練習に来ており、敵となっての登場は、さながらマンガのワンシーンのようでした。とにかく攻撃が上手く、うち1人に主導権を握られるとこちらとしてはどうしようもないので、ハードヒットさせないことと、数少ないチャンスでこちらから攻めの起点作りを的確に行うことだけを意識していました。試合はフルセットの末、3-2勝利を収めました。最終セットも5点差つくまでソワソワしてしまうあたり、かなり手ごわい相手でした。

最終結果は2勝1敗で横浜商業×2と本校が同率で並び、得失セット差で第6位でした。新人戦と比較すれば1つダウンですが、今回は相手のレベルが段違いだったので、よくやってくれたと思います。そして、1年生の台頭はチームにとって良い刺激。団体戦での最高記録更新に向け、まずまずのスタートでした。

2人ともよく頑張りました!!

それでは、また。