部活動ブログ

新松田駅北口周辺地区まちづくりワークショップ

こんにちは。

去る3月19日(日)に、新松田駅北口周辺地区まちづくりワークショップに参加してきました。

本日のブログでは、その様子をお伝えいたします。

このワークショップは、松田町役場のまちづくり課が主催となって行われているもので、昨年10月に引き続き2回目の開催となります。

松田町では現在、駅前の大規模な再開発を計画しているそうで、その上で町民や駅の利用者がどのようなニーズを持っているのかを把握するために、このようなワークショップを行っているのだそう。

 

一方で立花学園の生徒は、ほとんどの生徒が新松田駅を日常的に利用しています。

そのため、高校生の視点から様々な意見を述べることができるのではないかということで、有難いことに松田町役場の方からお声かけを頂いたのです。

 

「鉄道研究部」という立場からしても、このような場は大いに学びとなります。

鉄道と沿線の街とは切っても切り離せない関係にあり、地域開発や沿線事情と絡めた研究発表の実践を目にする機会も多く、私たちとしては今後一層学びを深めていきたい分野なのです。

そのため、この貴重な機会に少しでも多くのことを吸収してもらいたいと、顧問としては強く願っている所でした。

こちらが会場の様子。

部員たちは1~2名ずつ分かれて各グループに入れてもらい、グループ毎にディスカッションを行います。

まずは現時点で課題と感じる点や、必要と考えられる施設を付箋に書き出します。

そして、その付箋をジャンルごとに整理したり地図に貼り付けたりして、視覚的にわかりやすくまとめていきます。

話し合いについては、意見を戦わせるのではなく、各参加者の意見を尊重しながら進めていくのが特徴的でした。

意見を出しやすい雰囲気が作られることから、相乗効果で更に良い意見が出てきたりと、今後の部活動で話し合いをする際にも参考になるような進め方でした。

そうして理想の新松田駅周辺を描いた地図ができあがりました。

これをグループ毎に発表していくのですが、これまた有難いことにどのグループも立花生に発表を任せて頂きました。

 

世代を超えた多くの方の前で発表させて頂けるのは、部員たちにとっても本当に良い経験になったと思います。

私K丸も僭越ながらグループに入って、発表のサポートをさせて頂きました。

 

面白かったのは、4つのグループに分かれて話し合いを行ったのに、どのグループからも南北を自由に行き来できるような開放的なデッキを作ってほしいという要望が出ていたことです。

現在の新松田駅周辺は駅前にあまり広いスペースが無く、狭い道幅の道路にバスやタクシー、自家用車などが行き来しており、通勤・通学の時間帯はかなりの混雑がみられます。

こうした課題がもし解決するのなら利用者としては嬉しいことですし、その一助を担えたことで、街に対してより一層の愛着が湧くことでしょう。

今後この再開発計画がどのように展開していくのか、本当に楽しみになりました。

 

最後に、このような貴重な機会を下さった松田町役場まちづくり課の皆様には、心より御礼を申し上げます。