部活動ブログ

鉄道研究部会定例会・討論会

こんにちは。

今回のブログは、去る1月29日に行われた県高等学校文化連盟・鉄道研究専門部会主催の定例会・討論会の様子をお伝えします。

この行事は、神奈川県中の鉄道研究部が一堂に会する催しで、普段は学校単位で活動することの多い中で、他校の鉄研部員と顔を合わせる貴重な機会となっています。

というわけで、この日は川崎市にある生田高校にお邪魔してきました。

会場である視聴覚室に入り、資料に目を通しながら開始を待ちます。

今回の討論会のテーマは、「フラワー長井線」についてです。

山形県を走る第3セクターであるフラワー長井線は、乗客を増やすための様々な施策を行っており、その中には沿線の高校生を巻き込んだ斬新な取り組みもあるのです。

 

今回はそんなフラワー長井線の取り組みの様子を、山形県長井市の職員の方に詳しくご紹介いただきました。

特に面白いと感じたのは、こちらの「ASHIプロジェクト」です。

地元の高校生向けのワークショップを行いながら、フラワー長井線をイメージした靴を作ったというのです。

鉄道と靴・・・全く関係のない分野のように思ってしまう所ですが、フラワー長井線に愛着を持ってもらい、今後の利用促進につなげるといういみでは、とても斬新な取り組みだと感じました。

長井市役所の方からひとしきりお話を伺った後は、いよいよ討論です。

テーマは「フラワー長井線をより活性化させるために、これからどのような取り組みをすれば良いか」というものでした。

様々な学校が混ざった班を編成し、30分ほどの討論を行います。

自己紹介からのスタートでしたが、すぐに打ち解けて、多くの班が話に花が咲いているよう。

良い話し合いはできたのでしょうか・・・?

話し合いを終え、各班の代表が発表します。

どの班も面白い切り口のアイデアが多く出て、実のある話し合いとなったようです。

 

部員たちにとっては、鉄道に関していつもとはまた違った切り口で触れることができ、本当に貴重な学びとなりました。

そして何より、普段はなかなか接する機会のない他校の鉄研部員の方たちと交流を深められたことも、大いに刺激となったようです。

この日の経験を学校に持ち帰って、今後の肥やしとしてくれることを願っています。

では、また。