体育祭
- 鉄道研究部
こんにちは。
去る5月19日(木)に体育祭が行われました。
昨年度の体育祭は、悪天候の影響で予行練習を中止し、予行・本番を予定していた2日間の中で雨が降っていない間に競技を分割して実施したと聞いています。
しかし今年は前後の天気予報に軒並み傘マークが並ぶ中、予行・本番ともに素晴らしい晴天!
むしろ天気が良すぎるくらいで、熱中症の不安と体育祭後のマスク焼けが気になる所でしたが、本当に最高の条件の中で挙行することができました。
もちろん部活動パフォーマンスも、青空の下で気持ち良く疾走してくれました。
本日の記事は、以前お伝えした箱電車完成後のリハーサルから、体育祭本番までの様子をお伝えいたします。
さあ、まずは完成した車両の強度チェックです。
持ち上げてみて、接続面が軋んだりパーツが外れたりしないかを入念に確認します。
細かなアイテムも本番のパフォーマンスに耐えられる完成度か、1つずつ丁寧に調べています。
なお、あの時のパンタグラフは、ヘルメットに装着して頭に被るのです・・・!
物の多い教室では動きを確認するには手狭なので、広めのスペースに移動。
4両が1編成として並ぶと、やはり壮観ですね・・・
車両役だけではなく、踏切の役もあります。
電車が近づくと遮断機を下ろし、
安全が確保された線路を列車が通過していきます。
立花学園の体育祭は、昨年度より秦野市カルチャーパーク陸上競技場をお借りして実施しています。
とてもしっかりとした競技場で、トラックは1周400mもあるため、部員たちはこの箱電車を持ち上げた状態で400mを走り切らなくてはなりません。
パフォーマンスの所要時間は約3分間。その間に車両が近づきすぎてしまうと、ぶつかって車両が壊れてしまいますし、逆に各車両が離れすぎてしまうと、1つの編成に見えず不格好なパフォーマンスになってしまいます。
パイプでしっかりと補強された重たい箱電車を持ったまま、各車両の息をピッタリと合わせて走る・・・この時は鉄研が体育会系になる瞬間なのです。
練習が終わった頃にはもうヘトヘトに・・・
本当にお疲れ様。あとは本番の成功を祈るのみです。
さて、日は変わって2日後の本番。
昨年度と大きく違ったのは、箱電車の輸送・保管でした。
昨年度はT端先生の車1台のみで輸送した関係上、車両を1度解体してから会場まで運び、当日の昼休みに大急ぎで全車両の組み立てを行わなければなりませんでした。
しかし今年は、T端先生に加えて私K丸も車を出すことができたため、4両中3両は箱の状態のままで会場まで運ぶことができたのです。
しかも有難いことに、今年は予行練習終了後に競技場の倉庫で箱電車を保管させて頂けたため、車の荷台スペースの関係で解体をした残る1両も、前日のうちに組み立てて、全車両を会場に置いておくことができました。
ということで、今年は本番直前に練習をする時間が確保できました!
なお、このお揃いのTシャツと帽子は、この日が初のお披露目となった鉄研の新ユニフォームです。
校内外問わず様々なシーンで着用できそうなシンプルなデザインは、クールでとても格好良いですね。
来年度には、このユニフォームに憧れた未来の鉄研boys&girlsたちの入部希望が殺到する様子が目に浮かんできます。
さあ、準備万端です!
部活動パフォーマンスは午後1番のプログラム。
チアリーディング部と吹奏楽部という華やかなパフォーマンスに挟まれての鉄研の発表順ですが、準備や練習の成果を精一杯発揮して、頑張ってきましょう!
行ってらっしゃーーーい!!!
鉄研の伝統で、実際にパフォーマンスをするのは毎年1年生が担ってくれています。
練習でイメージは持ってくれていたと思いますが、大勢の観客の前でパフォーマンスをするのはこの日が初めて。
一身に注目を浴びる緊張もあったことでしょう。思いのほか長いトラックに、ジリジリと差す太陽の熱、そして重たい箱電車。いつ終わるともしれない長い道のりだったことでしょう。
それでも無事に完走することができたのは、最後まで暖かく見守ってくださった観客の皆様のおかげだと思っています。
あの会場が一体となった手拍子に、部員たちはどれだけ励まされたことか・・・
本当に嬉しくて、思わず目頭が熱くなりました。
会場にいらっしゃった全ての皆様に、心より御礼を申し上げます。
さて、こうして無事に体育祭は終了したわけですが、もちろん今年の箱電車は、準備から本番に至るまで反省点が山ほどあります。
なお、こちらが結果ですが、1位の吹奏楽部とは70点差でした。
この一連の経験を踏まえて、来年度の体育祭はしっかりとレベルアップした姿をお見せできるよう、部員一同精進していきたいと思います。
では、また。