駿豆線撮影会
- 鉄道研究部
1月12日(日)、県高文連鉄道研究専門部会主催の伊豆箱根鉄道駿豆線撮影会に参加しました。
今年度、駿豆線の撮影会は、5月に続きこれが2回目となりました。今回も午前9:30に駿豆線三島駅前に集合し、全体での諸連絡を受けてから、各校が事前に立てたスケジュールに基づいて撮影を行いました。


今回もお得な一日乗り放題乗車券「旅助け」(大人1,100円)を利用しました。


まず初めに、三島駅から17分ほど乗車して原木(ばらき)駅まで移動し、駅から5分ほど歩いて最初の撮影地(原木~韮山)へと向かいました。

今回の撮影会の目的は、雪をまとう富士山とともに駿豆線を撮影することでしたが、あいにく天気は朝から曇り空で、最後まで富士山の姿をまともに拝むことはできませんでした。

前日までずっと長いあいだ冬晴れの好天が続いていたので、「なんでまた今日に限って…」と思わず愚痴の一つも言いたくなるような残念な気持ちでいっぱいでしたが、なんとか我々も気を取り直し、「富士山にこだわらぬ冬らしい駿豆線の風景」を撮ることに目標を変更して撮影会を開始しました。



富士山については残念でしたが、柵もない見通しの良い直線レールをこれだけ間近で撮影できたことには満足できました。


45分ほど撮影を行った後、原木駅に戻り、9分ほど駿豆線に乗車して三島二日町(みしまふつかまち)駅まで移動。

駅を出て、大場川(だいばがわ)沿いの土手の上などを20分ほど歩いて次の撮影場所へと向かいました。

二つ目の撮影場所「中村踏切」(三島二日駅~大場)に到着。昨年5月の撮影会でも訪れた、現部員たちお気に入りの撮影場所のひとつです。






ここではたっぷり1時間以上撮影を行い、途中で青空が現れた時間帯もありましたが、やはり富士山の姿を拝むまでには至りませんでした。

二つ目の撮影場所での撮影を終えた後、再び三島二日町駅方向に15分ほど歩き、お楽しみの昼食会場へと向かいました。

今回、我々が選んだ昼食会場は、三島二日町駅から5分ほど歩いた駿豆線の線路沿いにある「つくし」というお好み焼き屋さんでした。店内が広く、到着したのが午後1時を少し過ぎていたこともあり、久しぶりに全員一緒座ることができました。

こちらは、私と2年のK君が注文した「オムそば」(900円)。鉄板の上に卵焼きで包んだ状態で出していただいたので、最後まで熱々のままいただくことができました。ボリュームもあり、とてもおいしかったです。

ということで、こちらも久しぶりの「みんな揃ってごちそうさまでした」の図。

暖かい店内でおいしい焼きそばや焼うどんをいただいて元気を取り戻した部員たち。この勢いで最後の撮影地へと向かいました。

三島二日町駅から駿豆線に乗り、5分ほどで隣駅の三島田町(みしまたまち)駅に到着。三島大社の最寄り駅でもある、落ち着いた雰囲気の大きな駅です。

今回、我々が最終撮影場所として選んだのは、三島田町~三島二日町の線路脇です。午後になると、雲行きはさらに怪しくなりました。「最後まで雨降るなよ~」と心の中で呟きながら、歩を進めました。



ご覧の通り、線路脇から電車をローアングルで撮影することができるため、被写体の存在感や迫力を十分引き出した写真を撮ることができました(と思います)。正直、結構疲れてはいましたが、ここでも30分ほど撮影を行いました。

最後の撮影場所での撮影を終えると、三島田町駅に戻ってあえて下りの駿豆線に乗車し、伊豆長岡駅まで戻りました。

伊豆長岡駅まで戻った理由は、ずばりここから上りのJR特急踊り子号に乗るためです。伊豆長岡駅で別売りの特急券(200円)を追加購入して踊り子号に乗車し、他校の皆さんとの集合場所である三島駅へと向かいました。





今回は終点の修善寺駅ではなく途中の伊豆長岡駅から乗車したため、踊り子号の乗車時間はわずか15分ほどでしたが、それでも特急車両ならでは快適さを十分堪能することができました。
三島駅に着くと他校の皆さんと再び合流し、最後の諸連絡を受けて現地で解散となりました。
残念ながら、今回は雪をまとう富士山と駿豆線の写真を撮ることはできませんでしたが、この結果を受けて、高文連のほうでは、早くも来年1月に再び駿豆線の撮影会を実施することが決まりました。我々もまた来年新たな気持ちでスケジュールを立て直し、この地を訪れようと思います。
前回(12月)の江ノ電・湘南モノレール撮影会と同様に、今回も引退した3年生の2人(K君とT君)が撮影会に参加してくれました。2人ともすでに卒業後の進学先が決まっているとはいえ、引退後もこうして自主的に高校生活最後の撮影会に参加してくれたことを嬉しく思いました。卒業後も、他のOBたちのように、都合が合えばまた気軽に参加してくれるものと今から期待しています。
では、また。