部活動ブログ

7月の掲示物

7月16日(火)、遅ればせながら部活動掲示板に鉄道研究部が担当する7月の掲示物(壁新聞)を掲示しました。

7月1週目は1学期期末試験期間で部活も休止していたため、2週目からの掲示を目標に先月から準備を進めていたのですが、なんだかんだと作業に手間取ってしまい、結局、完成・掲示できたのは3連休明けの16日(火)となってしまいました。

主軸の3年生も自分たちが中心となって壁新聞製作に当たるのはこれが初めてでしたが、今回の作業を通じて私(顧問)は「今年の3年生は総じて慎重かつ丁寧に作業に取り組む意識が高い」ことを再認識しました。

台紙となる模造紙の上にタイトル・見出し・記事・写真の各紙を配置して全体のバランスを見る部長の3年Y君。温厚で控え目な人柄ながら、全工程において率先して作業に当たり、他の部員たちに慎重かつ丁寧に取り組む姿勢を示してくれました。

写真をプリントした紙の余白部分をカットして2年のS君(右)に見せる副部長の3年K君(左)。温厚で人当たりの良いK君は誰に対しても自然体で明るく接することができます。今回も部長のY君とともに常に先頭に立って作業に取り組み、後輩にも優しく丁寧に指導してくれました。

K君の指導を受け、真剣な面持ちで写真の切り出し作業に取り組む2年のS君。生徒会役員でもあるS君は、部活に出られる日は率先して作業に取り組み、生徒会活動と部活動を両立して頑張っています。

Y君(右)よりラミネートフィルムに正しく紙をはさむ方法を教わる1年のN君(左)。慣れれば大して難しい作業ではありませんが、誰でも最初は緊張するものです。Y君の丁寧な指導のおかげで、N君は難なくコツをつかむことができていました

一昨年度に新調した鉄研のラミネーター。じつは、以前のラミネーターは現3年生が1年生の時に使用方法を誤って破損してしまい、廃棄したという経緯があります。この時の苦い経験もまた、現在の3年生の慎重かつ丁寧な仕事ぶりに活かされているのかもしれません。

K君よりラミネートフィルムをラミネーターに通す手ほどきを受ける1年のT君(左)。「画板の上にフィルムを置き、画板でフィルムを水平に保ちながらゆっくり挿入し、フィルムがラミネーターを通過し終わるまで画板をフィルムに添え続ける」というのが、部員たちが編み出したラミネート加工の裏技です。この日は1年生が先輩たちからその手ほどきを受けました。

同じくK君より手ほどきを受ける1年のO君(左)。見ているこちらにもO君の緊張感がよく伝わってきました。

同じくK君より手ほどきを受ける1年のT君(左)。すでにT君・O君の様子を見ていたせいか、二人よりもずいぶん落ち着いているように見えました。

ラミネート加工されたフィルムの余分な個所をカッターできれいに切り除くため、まずはカッターで切り取る箇所に定規で線引きをする2年のK君。こういうひと手間が大事なのですが、K君はよく心得ているようでした。

K君が引いた線に沿って定規とカッターで余分な個所を丁寧に切り取る2年のO君。あらためて見ると、定規に添えた指先がカッターに近い(近すぎる)のが気になります。次回の作業までに全員にあらためて注意を促したいと思います。

タイトル・見出し・記事・写真の全てをバランスよく丁寧に台紙に張り付けてようやく完成した壁新聞。その日のうちに所定の場所(第一職員室前の部活掲示板)に掲示しました。

足掛けひと月近くかけて完成した掲示物(壁新聞)を貼り終えた後、掲示物の前で恒例の記念写真を撮影。貼り終えたとたん、「やった~!」「やっと終わった~!」という素直な心の声が上がりました。

今回の掲示物は「7月の掲示物」ということになりますが、じつは8月・9月もウチ(鉄研)が掲示物担当ですので、8月に入っても次の8月の掲示物が完成するまでの間はこのまま掲示を続けたいと思います。また、9月7日(土)・8日(日)に行われる立花祭(文化祭)でもこれらの掲示物を展示する予定ですので、三者面談や立花祭で来校された際には、ぜひ一度実物をご覧になってください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。