オープンスクール・立花祭 準備
- 鉄道研究部
7月10日(水)、二人のOBが部活の様子を見に来てくれました。
3年前に卒業したF君(手前右から二人目)と昨年度卒業したK君(手前一番右)の二人です。二人とも当時部長を務めてくれていました。F君は昨年度短大を卒業して今年度よりめでたく社会人となり、K君は昨年度本校を卒業して今年度よりめでたく大学生となりました。K君は入学した大学の鉄道研究部に入部して大学でも鉄研の活動に励んでいるそうなのですが、その大学の鉄研で廃棄された大量の模型用レールを母校の立花鉄研に寄贈してくれるということで、2年先輩にあたるF君とともに持参してくれました。
1年生は二人と(というかOBと)会うのはこれが初めてであったため、互いに自己紹介を済ませた後もしばらく皆緊張した面持ちのままでしたが、二人をよく知る2・3年生とともにいただいた大量のレールのクリーニング作業を続けるうちに、しだいにいつもの明るさを取り戻していきました。
レールが大幅に増えて新たなレイアウトを作ることができるようになり、上級生たちはOBの二人に意見をもらいながら、来るオープンスクールと立花祭に向けてさっそく新レイアウトの構想を練り始めました。OBの二人もまるでブランクを感じさせず、当時のままにイキイキと現役部員たちとやり取りしており、見ていて微笑ましかったです。
活動終了後にOBの二人を交えて記念撮影。オープンスクールや立花祭に向けた準備が本格化する前の良いタイミングでこのようなありがたい寄贈品を携えて訪れてくれた二人には、あらためて感謝したいと思います。部員たちは、このあと数日間かけていただいたレールのクリーニングと通電確認の作業を全て完了させました。
7月30日(火)、新たに考案したレイアウトを実際に組み上げて模型の「試運転」を行いました。例年、登校日の土曜の午後は主に模型の運転会を行っているのですが、今年度はこれまで何だかんだとタイミングが合わず、これが最初の運転会となりました。
レールの本数が増えただけでなく、1年生が初めて作業に加わったことや初めて組み上げる新たなレイアウトであったこともあり、この日の準備は予想以上に手間取り、完成までに3時間余りを要しました。従来の準備の所要時間はだいだい1時間前後であったので、今回はいつもの倍以上の時間がかかったということになります。しかし、完成直後、部長のY君は「思ったより大変で時間もかかりましたが、早めにやってみて良かったです」と前向きな感想を漏らしていました。頼もしい。
しかし、いざ完成してしまえば、あとはもうふだん通りにお楽しみモード一色の部員たちでした。各自で持ち寄った自慢の模型車両をワイワイ言いながら次々と走らせ、皆至福のひと時を過ごしていました。
模型だけでなく、運転シミュレーターの「試運転」も行いましたが、こちらも教室で問題なく使用できることが確認できました。
今回ご紹介した模型運転と運転シミュレーターは、オープンスクールと立花祭の両方で体験可能です。模型運転については、参加者の皆さんの車両を走行させることも可能です。鉄道好きの中学生の皆さんのお越しを心よりお待ちしております。
では、また。
【ご案内】
①オープンスクール部活動体験・見学:8月24日(土) ※HPより要予約
②立花祭(文化祭):9月7日(土)・8日(日) ※予約不要