さて、ノーシードで挑んでいる今大会ですので、ここからはシード校との対戦になります。ベスト16決定はクラーク記念国際が相手でした。エースは全国定通チャンピオン、インターハイにシングルスで出場する選手で、彼がS,Dで2本+誰か1本で勝っているチームという印象です。1Sにその子が出てきて天野が0-3で粉砕されました。第3セットはデュースまで粘れたものの、ラリー戦にめっぽう強く、そもそも攻撃が強すぎてラリーまで行けないパターンが多かったです。2S福室は先週とは異なり、終始安定した試合運びで、3-0勝利となり、獲れたら大きなダブルス戦へ。前述の子がレシーブから基本決めてくるので、それ以外の所で勿体無いミスが出ないように試合を運んでくれました。レシーブのレパートリーも豊富で素晴らしい選手でしたが、何とか3-1で勝利し、後半に繋ぐことができました。こちらの後半はダブルスに出場した2人で、4S小黒が3-0で勝利し、チームも3-1勝利となりました。試合前に「控え選手含め、総合力で勝とう。」と話しましたが、本当にそのような結果となりました。
ベスト8決定は関東予選4位の武相が相手でした。これまで何度か対戦しており、直近の試合(昨年度の県新人)はこちらが3-1で勝利しています。試合に出る4人は戦型のバリエーションが豊富で、かなりレベルの高いバランスの取れた学校という印象です。試合は前半に起用した1年生2名がどちらも負けの0-2スタートでした。ダブルスは幸先良く2セットを先取しますが、あと1セット、あと1ポイントが遠く、第3,4セットをどちらも9-11で落としてイーブンに。勝負の最終セットは11-11までもつれた中、小黒が1本思い切って入れたボールでマッチポイント、相手のミスが出て13-11で苦しみながらも後半に繋ぎました。後半戦は4S福室が、明らか格上の相手から3年の意地を見せて3-1で勝利、5S小黒が苦しみながらも3-1で勝利すると、3-2での大逆転勝利でベスト8を確定させました。
ブロック決勝にあたるベスト4決定は関東予選5位の横浜商業が相手でした。1S原が3-0で先制しますが、2S福室がフルセットの末、Y校の2年生エースに敗れます。ダブルスでもお祭り男っぷりを存分に発揮され、1-3で敗北、4Sのルーキー対決に天野が敗れ、チームの1-3敗北となりました。
とはいえ、総体県予選でのベスト8は初めてのこと。充実した試合内容で3年生は引退、4年ぶりの関東出場に向け、新チームが始動します。その様子はまた後日。
それでは、また。