箱電車製作①
- 鉄道研究部
こんにちは。
5月に入り、GWの飛び石休日も明け、鉄研はいつものペースで活動を続けております。
平日は毎日放課後16:00~17:30頃までの活動となるのですが、現在の活動のメインとなるのは、来たる体育祭に向けた箱電車製作です。
本年度は5月19日(木)に予定されている体育祭ですが、鉄研はこの体育祭で行われる「部活動パフォーマンス」という種目に毎年欠かさず出場しています。
そしてその際には、「箱電車」を製作してパフォーマンスを行うのが恒例となっており、この間の新ホームページ写真撮影の際には、その制作の様子を撮影した動画を見てイメージを深めてもらいました。
一昨年度はコロナで体育祭も文化祭も中止となったため、昨年は箱電車を作った経験のある部員がたった1人だけという、大変な状況下での制作だったと聞いています。
それを思うと、今年は2年生も3年生も、少なくとも1度は箱電車制作の経験があるということで、大変心強い限り。
「部員も増えたし、今年はあっという間に完成まで漕ぎつけられるかな?」などと、T端先生とも話していた所なのですが・・・
そう一筋縄ではいかないものですね・・・笑
こちらが箱電車制作の肝となる設計図です。
今年の車両は江ノ電。写真の設計図は1000形ですが、鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞したこともある名車です。
この設計図がないと各パーツの寸法がわからないため、作業を開始することができないのですが・・・
どのハードディスクに入れたか、わからなくなってしまったと言うのです。
歴代鉄研の活動記録は全てこのハードディスクに残してあり、古いものだと15年近く前のデータなども残っています。
基本的には年度別に入れるハードディスクも分けているようなのですが、タイトルに年度の書かれていない有象無象のフォルダも多数・・・
ファイル名も不明の状態だったため、ここからお目当てのファイルを探すのは、かなりの苦労が予想されます。
とりあえず私の方でも全てのフォルダをチェックしてみたのですが、どうしても見つからず・・・
結局、設計図を作成した部員に、保存後にどこに行ったかわからなくなった元データを探し出してもらい、先ほどの設計図の印刷に漕ぎつけました。
この他に、部室の鍵の紛失事件などもあったりして、なかなか4月中は本腰を入れて作業に取り組む日を捻出できませんでした。
日頃の自己管理がいかに大切かを痛感した出来事でしょうし、今後は気を引き締めてもらいたいと思います。
それでも、いざ作業が始まると馬力は抜群!
さすが3年生、慎重に紙を切り出す様子が板についています。
最初はただの緑の板にしか見えませんが、黄色や銀のテープが入ると少しずつ鉄道車両のように見えてきた・・・かな・・・?
左下でカメラを構えているのは撮影チーム。
今年は活動の様子を後世に残せるよう、記録写真の撮影にも余念がありません。
個人的に一番大変そうに見えたのが、やはりテープ貼り。
ちょっとでも曲がってしまったり空気が入ってしまうと、見た目が大きく損なわれてしまいます。
慎重に、慎重に・・・
同時進行で、行先表示などの小物も作成していきます。
作業を通じて部員間の交流も一層深まっている様子で、何よりですね。
体育祭までもうあまり日もありません。
当日に向けしっかりと準備が進むよう、顧問としても背中を押していきたいと思います。
では、また。