部活動ブログ

プレゼン大会準備①

こんにちは。

およそ2週間近くに及んだ試験休みも明け、鉄道研究部は日々の活動を再開しています。

大きな行事である体育祭も無事に乗り越えることができ、今月は少しゆとりもできてきました。

このタイミングで各部員が取り組んでいるのが、

個人研究です。

鉄道研究部では1年間を通じ、様々な場面でプレゼン発表をする機会があるのです。

例えば9月に行われる立花祭では、体育館でのステージ発表が行われます。

また校外では、11月に県の「高等学校総合文化祭」で自由研究発表をする機会があり、本校の鉄研は例年数多くの賞を受賞しています。

12月に行われる「SDGsみらい甲子園」にもここ数年エントリーを続けており、一昨年は県のファイナリストに残ることができました。

 

このように、大勢の人たちの前で各々の研究を発表する機会に恵まれているのが本校の鉄研の特色の1つと言えるのですが、恵まれているのは、こうした発表の機会を多く得られるという点だけではありません。

それぞれの発表において、聞き手となってくださる方々のタイプが大きく異なるということも、大きな魅力と言えるでしょう。

 

例えば立花祭のステージ発表では、鉄道にさほど詳しくない方々が多く訪れるため、そのような方々でも興味を持っていただけるようなテーマ設定や内容であることが求められます。

一方で高等学校総合文化祭では、鉄道についての深い見識が必要となりますし、SDGsみらい甲子園では、単に鉄道の話に終始させるのではなく様々な地球的課題と関連づけることが重要です。

このように、異なるタイプの聞き手を意識しながらプレゼン発表ができるのは、プレゼン力を磨いていくのにこれ以上ないほど恵まれた環境なのです。

 

現在は、各発表の機会の中で最も直近に行われる立花祭を念頭に置いて、OA室にて発表スライドを鋭意製作中です。

真剣さがひしひしと伝わってきますね・・・

それもそのはずで、立花祭での発表に先立ち、来月には毎年恒例の部内プレゼン大会を実施することを伝えています。

多くの1年生にとっては、これが鉄研に入部してから初めてのプレゼン発表の機会。

2,3年生にとっては、これまでの経験を生かすと共に、この1年・2年で取り組んできた研究テーマをさらに深めていこうと余念のない部員もいます。

さて、スライドはどんな様子なのか、ちょっと覗いてみることにしましょう。

 

こちらは2年生のK谷くん。

昨年から取り組んでいる天竜浜名湖鉄道についての研究をさらに深めていこうと、色々と画策していました。

スライドの質を見るに、1年間の蓄積はさすがと言った所です。

3年生のK林Rくんも、これまでの研究を継続していく様子ですが、この参考文献・・・

小手先の検索ではないことが一目で伝わってきて、最上級生の風格が感じられます。

一方で1年生は、これが初めての発表の機会。

上級生から良い所をどんどん吸収していってもらいたいと思います。

部員たちが1か月後にどのような発表をするのか、今から楽しみで仕方がありません。

 

では、また。