高総文祭鉄道研究発表会
- 鉄道研究部
11月17日(日)、神奈川県高等学校文化連盟主催令和6年度高等学校総合文化祭鉄道研究発表会が行われました。この行事は年に一度の高文連主催の発表会であるため、今年も満を持して参加しました。
今年の会場は、JR川崎駅から徒歩8分の場所にある川崎市産業振興会館でした。例年通り、会場準備は前日に参加校の生徒と教員が協力して行いました。
参加校が1枚ずつ作成して持ち寄る「首都圏の鉄道ニュース2024」(壁新聞のようなもの)を掲示したコーナー。
本校の作品(「今年話題になった鉄道会社の車軸不正問題」)の前でポーズを決める作成者たち。2年生のI君がリーダーを務め、4人の1年生(O君、N君、N君、T君)たちとじっくりことこと時間をかけて丁寧に仕上げました。
ジオラマコンテストの部門には2年生のS君と1年生のT君の2名が参加しました。S君は昨年に続いて2度目のチャレンジであり、T君はジオラマ製作自体が初めての体験でした。タイプの違う2作品でしたが、いずれも十分時間をかけて丁寧に作り込まれていました。結果的には、S君が2年越しでめでたく2位入賞を果たしました。
車両コンテストの部門には2年生のK君が参加しました。S君は昨年に続いて2度目のチャレンジでしたが、実物を模した「汚れ」「風化」などの表現を模型に加えるウェザリングと呼ばれる塗装方法が評価され、見事2位入賞を果たしました。
写真コンテストの部門には1,2年生の全員と9月に引退した3年生のY君が参加しました。イベント終了時の結果発表の際に「今年は出展された写真のレベルが全体的に高めでした」と審査員の方が述べておられましたが、そうした中、3年生のY君が3位入賞を果たしました。上記の写真群には入賞したY君の写真も含まれていますが、どれだかわかりますか?
自由研究発表の部門には、2年生の2名(O君、K君)が参加しました。9月に行われた顧問会議で本校の参加者は2名までと決められていたので、9月と10月に校内で選考会(前回の記事をご参照ください)を実施して選ばれたのがこの2名でした。他校の生徒の皆さんも素晴らしい研究発表をされていましたが、結果的には2名とも(K君が2位にO君が4位に)入賞することができました。
自由研究発表の部門の司会進行役は本校の部員たちが務めました。こちらも終始落ち着いた態度で上手に行うことができました。
発表者たちの研究発表に真剣に聞き入る部員たち。初めて参加した1年生は言うまでもなく、2度目の2年生にとっても良い刺激になったものと思われます。
イベントの最後に審査員の方々から講評をいただき、各部門の入賞者の発表と表彰式が行われました。今年度の立花鉄研の結果は以下の通りでした。
・ジオラマコンテスト 2位(2年S君)
・車両コンテスト 2位(2年K君)
・写真コンテスト 3位(3年Y君)
・自由研究発表 2位(2年K君) 4位(2年O君)
どの部門でも1位入賞者はいませんでしたが、2年ぶりにめでたく4部門全てで入賞者を出すことができました。
表彰式終了後、参加者全員で会場の後片づけを行い、17:00過ぎに現地にて解散となりました。普段は目にすることができない他校の生徒の作品や発表をたくさん目にすることができ、本当に良い勉強になりました。部員たち全員が、この経験を次年度の活動にフル活用してくれることを期待しています。
では、また。